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補助犬学会に参加

2012年11月04日
2012年10月27-28日宝塚市で行われた第5会日本身体障害者補助犬学会に初めて参加した。今年だけの傾向なのか不明だが、ほとんどの発表が介助犬に関するもので、犬の適応となる対象者もリハビリテーションではよき聞く疾病を持っていた。そういえば、大会長やシンポジウムの司会もリハビリ医で、同じリハビリに働く者として親近感を覚えた。


Interpets展示会参加

2012年08月28日
8月25日幕張メッセでおこなわれたInterpetsの展示会に参加しました。

とても盛況でした。乳母車ならぬ犬車に4,5匹載せている方も多くいました。20,30代の若い方が多いのが意外でした。
考えてみると、犬も生き物ですから、衣食住のみならず、健康、遊び、エステなど人間と同じようなツールが必要ですね。犬の弁当宅配もありました。

IT関係としては、水のみ台にカメラと遠隔開閉する餌台がセットになったもの、首かけ式カメラ、歩数計付き健康チェック器を見つけました。

セミナーもいくつか聞きました。興味のあった点をまとめますと、

日本の現在の独居率は40%にのぼり、ペット産業は今後も発展する。
犬を飼うことが心身の健康につながることが研究されてきている。代表は米国ミズーリ―大学など。

カリフォルニアの公営住宅では、犬好きの高齢者から希望があったら、断れない。
海外の高齢者施設では、犬が飼われていることが多い。
日本の介護保険で将来、ヘルパーが犬の世話もできたら良い。
”動物”民生委員が近所の犬を見回り、適正に飼われているかチェックしたら良い。
以上のようです。

坂本九の娘、舞阪ゆき子さんも登壇、父の死後1ヶ月後に犬をあたえられ、ずいぶん癒されたそうです。その後、宝塚を経て、現在歌手兼、犬の服のデザイナーやっているそうです。
彼女が夢は”犬と話すこと”と言ったら、他の登壇者も同意見でした。

ICHS2012で発表

2012年08月23日
上記の学会で認知症支援犬のアイデアを紹介した。参加者のほとんどは工学系であったが、参加者の多くは興味をもってくれたようだった。
 司会のイギリスの方からは認知症は進行するが、その点で支援犬の適用は?との質問があった。私は、おもに中軽度の認知症で、進行速度の遅い方をおもな対象としたいと答えた。実際、もの忘れ外来では、認知症の薬の服薬で?進行がおそい人が増えている印象がある。
 終了後、このイギリスの方は身内が認知症であり、人間が言うより犬から言ったほうがしたがってくれるかもしれないとの私の意見に賛成をしてくれた(安田記)。

2012年9月3日 週間医学会新聞(医学書院)で認知症支援犬のアイデアと写真が紹介される予定となった。

2012年8月16日 韓国で行われる国際学会ICHS2012で、[Assistance Dogs for Individuals with Dementia Using ICT Devices:Proposal of Human-Computer-Animal Interface]を発表予定。http://iliad.kaist.ac.kr/ichs2012/ichs1.php

2012年8月3日 第89回ヒューマンインタフェース学会研究会「支援工学のデザイン:移動支援とそのデザイン、評価、および、一般」で、「ICTを登載した認知症補助犬:Human-Computer-Animal Interfaceの提案」を発表。於東京電機大。

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