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支援犬の育成案

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盲導犬は血統が重視され、犬種はラブラトール・レトリーバーなどに限られていますが、聴導犬や介助犬はさまざまな犬種が適応されます。認知症支援犬も同様でしょう。基礎訓練は生後数ヵ月後から行い、排泄場所やお座りなど基本的なしつけを教えます。認知症支援犬としての専門訓練はそれらのしつけが後から始め、理想的には犬の訓練士に行ってもらいます。お近くの犬の訓練所に相談されてはいかがでしょうか。
訓練士には認知症への理解を深めつつ、従来の補助犬の訓練技法を活用し、各種支援案の実現に向けて訓練していただきたいと思います。ただし、認知症支援犬の育成は前例がないことから、新しい訓練技法の開発は欠かせません。多くの訓練士に試行してもらい、それらの経験を集積かつ公開していただき、より効果的な技法の体系化を目指してほしいです。
盲導犬や聴導犬になれなかった犬をもらいうけても良いでしょう。それらの犬は基礎訓練を受けており、すぐに認知症支援犬として専門訓練に入れるかもしれません。ただし、プロの専門家に依頼するには、少なからず費用がかかります。そこで、その訓練を愛犬家のボランティアが行うことも考えられます。この場合も試行経験をネットなどに公開し、皆でよりよい方法を開発してゆきましょう。

犬好きで、しかも身内に高齢者をもつ家族は多いです。その場合、家族は身内が認知症になる可能性に備えて、初めから支援犬を育成する目的で犬を飼ってもよいでしょう。すでに、身内が認知症の場合、特定行為の補助に目的を絞った機器の登載や訓練をおこなえば、短期間で適応が可能かもしれません。
高齢者の何割かは確実に認知症になることが統計的に明らかです。そこで、高齢者自らが認知症になることを想定して犬を訓練し、認知症になったときに備えるのも良いと思います。
 飼い主の症状が悪化したり、犬への指示能力が低下したりする場合は、犬の再訓練が必要となります。望ましいやり方で飼い主が犬を活用しているかなどを、訓練士やボランティアが定期的に確認します。必要に応じて再訓練をします。犬自身が老いる、または認知症になり、支援犬の役割を果たせなくなる時もきます。そのような時は、ペットとして引き続き飼う、引退支援犬のお世話ボランティアに依頼する、あるいは有料の老犬の引き取り介護センターに預けるなどの方法があります。あらかじめ、考えておきましょう。

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